熊さんブログ vol.43「漫画から得る気づき」

電気設備設計事務所 (有)Lプランズ 竹熊です。

7月に入り熱くなってきました。
全国的に設計案件が動き出し、弊社にも依頼が入ってきております。
今年度はコロナウイルスの影響でまだまだ不透明ですが、全員で頑張りたいと考えています。

さて、今回は皆様も一度は読んだことがある「漫画」について書きたいと思います。

漫画は子供から大人まで読めるように様々な種類の漫画がたくさん売られています。
私も今まで数えきれないくらいの漫画を読んできましたし、現在もいくつかの漫画を読んでいます。
私の子供は自粛期間中「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」などを読んでいました。

今回はその中で最もビジネスに活かせると思われる漫画「キングダム」を紹介します。

漫画キングダムは中国の春秋戦国時代を舞台に描かれています。
主人公は後の秦の始皇帝に仕え、身分が低い所から最高の武将「大将軍」を目指す物語です。
主人公はもちろん、それぞれの登場人物にドラマがあり、普通に読んでも充分に楽しめます。

そして、私にはこの漫画は「ビジネス書籍」に思えて仕方がありません。
その理由をここから書きます。

まず国同士の争いで欠かせないのが軍です。

国を会社に例えると、軍は営業部署にあたります。
その軍を束ねる将軍はその部署の部長クラスにあたります。

そして軍にはそれぞれの部隊があり、それが会社でいう「課」や「係」に相当します。
部隊にも階級があり、最小で5人、最大で5000人と様々です。
もちろん会社においても「課」や「係」の人数は様々です。
そこにいるリーダーたちも伍長から五千人将までいて、
課長や係長、主任など軍の役職と会社の役職は似ているなと思います。

主人公は最初1兵卒からスタートして、将軍への階段を駆け上がっていきます。
駆け上がる中で主人公には一人一人仲間が増えていきます。

その仲間たち一人一人にも抱えている事情があり、
そこを紐解いていくことにより物語に欠かせないキャラクターとなっていきます。

これは私達が生きている現代社会でも会社があり、
社員一人一人にそれぞれの生き方があるのと同じではないでしょうか。

そして主人公はそういった仲間たちと「中華統一」という目標に向かって物語が進んでいくのです。

当然そこには他国のライバルや将軍などたくさんの登場人物が出てきます。
そして自分の国を守るために必死になって戦う彼らにも主人公たちと同様にそれぞれの人生が書かれているのです。

更に国を束ねる国王もタイプが違えば国の事情も違って、とても優秀な武将がいるにもかかわらず、国王に足を引っ張られて負けてしまうこともある

まさに現実社会さながらの世界が広がっているのです。
読んでいるうちに昔も今と変わらないのだなと思いました。

このキングダムを読んでいる時に私が気付いたのは、会社も社会も作っているのは一人一人の人間なのだなということです。

一人一人がそれぞれの人生を背負って生きている。
リーダーは会社や国の運命を左右する力を持つこともある。

ビジネスも人と人がそれぞれの思惑をできるだけお互いの利益になるように駆け引きをします。
昔みたいに血を流すことは無いですが、お金はたくさん流れています。

私も毎年たくさんの方々と会いますが、皆様それぞれに人生があり、事情を抱えているのだなと考えるようになりました。

マンガとは言え、そんなことに気付く本もあるのです。

来年新入社員として入社する方は1歩兵からのスタート。
主人公のように技や武器を手に入れ、仲間と和を結び、社会という戦場で戦う感覚で仕事をすると少しはモチベーションを上げられるのかなと思います。

もしお時間がありましたら、一度キングダムを読んでみては如何でしょうか。
そして、現代社会に当てはめて実践してみてください^^

きっと普通に過ごすよりは面白くなると思いますよ^^

今回は以上です。

次回は何かを書きます。

今後とも弊社共々何卒宜しくお願い致します。