熊さんブログ vol.42「テレワークについて」

電気設備設計事務所 (有)Lプランズ 竹熊です。

6月に入り蒸し暑い季節になりました。
新型コロナウイルスは一時収束している感じですが、まだまだ油断は禁物ですね。

今回は予告通り4月に私自身がテレワークをやってみての感想と考察について書きたいと思います。

前談は増刊号no.4に書きましたので省きます^^;

まずはテレワークに向いている弊社の業務内容は下の通りです。
1. CADソフトを使っての作図。
2. 工事金額を算出する積算作業。
3. 指示された通りに資料を作成。

1~3を見たら分かる通り「作業」の要素が強い業務です。
ちなみに弊社業務量の8割くらいはこういった「作業」となります。

これらの作業にできるだけ短い時間制限、つまり
「今日中にお願いします」や
「3日間でお願いします」
くらいの締切をつけるとテレワークとして成立しやすいなと思いました。

逆にテレワークに向いていない業務内容は下の通りになります。
1. 営業、打合せなどの対面が絶対の効果を発揮するもの
2. 改修工事の現地調査
3. 基本設計・計画などプロジェクトの骨格を決める業務
4. 事業方針、営業方針などの構想
5. 会社内での勤務評価

ちなみに1~3が弊社の社会的な存在価値の8割を占めています。

営業及び打合せは人と人の付き合いがものをいい、
モニター越しのリモートではどうしても対面には勝てません。
zoomなどのテレビ会議方式だと、会議に出席する全員が慣れていないとリアルタイムのやり取りがしづらいなと思いました。

改修工事には欠かせない現地調査も実際に現地へ行き、広い視野で見ないと分からないことが多いと感じています。
施主へのヒアリングなどは、身振り手振りで直接話さないと伝わらないのでヒアリングになりません^^;

プロジェクトの方針を決める基本設計は、決めていく過程で色々なパターンを想定することや法的に適合するかなど調べることも多いため、家より紙資料が多い事務所の方が向いています。

会社の方針も家で考えてもイメージしづらく、実際打合せをしたお客様や会社で働く社員を見ながら考えた方がアイデアも浮かびやすいなと思いました。

社員の勤務評価は最も難しいと感じました。
弊社では成果や日々の働き方で歩合給をつけるようにしています。
ここを評価するには、実際働いている姿を見ないとなかなか難しいものがあります^^;

それはただ成果を上げたところのみを評価するのではありません。

例えば、社員が仕事に関する勉強などに取り組んでいる場合、
この取り組みを続けていれば将来成果につながる。

そういうところも評価した方が組織として、将来良い結果を生むと考えているからです。

46時中見なければならないものではないですが、最低でも1週間に1日は職場で眺める必要はあるなと思いました。

以上のように向いてる業務と向いていない業務について書きましたが、
次は少し視点を変えてテレワークをより効果的にするには何が大事かを考えてみます。

弊社の業務を「作業」にまで落とし込むためには、基本的な計画など進める方針をしっかりと決めておく必要があります。
オーケストラでいう指揮者が必要になるのです。

そしてテレワークをやっている側は奏者なので、指揮者からの指示を受けて仕事を進める。

そこで効果的に進めるためには信頼からくる阿吽の呼吸が大切だと思いました。

つまり指揮者はその道の識者であり、的確な指示を出す必要があります。
要するにリーダーってことです。

そしてテレワークする側(奏者)と作業をお願いする側(指揮者)との信頼関係があるとより効果が上がるという仕組みです。
信頼関係が生まれるには人の性格も大きく影響します。
出し手(指揮者)と受け手(奏者)がお互いの癖や考えを理解してコミュニケーションを取るためにも、ある程度一緒に仕事をする必要があるでしょう。

そういう意味で弊社では岡山県でテレワークをしている社員が福岡の設計リーダーとうまく連携を取って仕事をしています。
ちなみにこの2人は9年程度一緒に仕事をして、共に切磋琢磨していました。
仕事のやり取りを聞いていても、まさに「阿吽の呼吸」を感じます。

前のブログにも書きましたが、結局何事も準備が大切なのです。
大きな仕掛けを上手く動かすためには膨大なトライ&エラーが必要で、多くの手間と長い時間がかかります。

簡単にできるテレワークもありますが、どうしても制限があり長続きするのは難しい。
ならば若い時に腰を据えて集中的にスキルを身につけ、能力を伸ばす方法もあるのではないでしょうか。

ここ3~4年で入社してくれた若手社員はそれぞれ個性的なので、
自分達に合った形が生まれるに違いありません。

それを楽しみに見守りたいなと思います。

今回は以上です。

次回は何かを書きます。

今後とも弊社共々何卒宜しくお願い致します。