熊さんブログ vol.32「ゲーム感覚」

電気設備設計事務所 (有)Lプランズ 竹熊です。

お盆休みも終わり、残暑がまだまだ続きますが、九月になりました。
今年もあっという間に残り3分の1です。
ここまでは大崩れすることなく過ごせていますので、残りも走りきりたいところです。

さて、皆様は「ゲーム」と聞くとどんなイメージを持っていますか?

ゲームといってもたくさんの種類があります。
トランプやオセロ、将棋などのカードゲームやボードゲーム。
プレイステーションや任天堂スイッチなどのコンピューターゲーム。
パソコンソフトやスマホ用のアプリでもゲームは楽しめますよね。

その中でも私はテレビゲームが大好きでした。
小学生の時にファミコンを買ってもらい、そこから就職するまでたくさんのゲームで遊んだ記憶があります。

あまりに夢中でやっているものだから、親から叱られてばかりでした^^;
確かに親から見れば、ただ遊んでいるだけにしか見えないですよね^^;

こうして社会人になりテレビゲームから離れた生活を送っている時、
「子供の頃から夢中になってゲームをやっていた時間は無駄だったのかな」
と思ったことがあります。
「いやいや、あの時は最高に楽しかったし無駄ではなかったのでは」
と心の奥で思っていましたが、その根拠となる答えは20代30代では出せなかったのです。

ただ40代になった最近「あの時に思った無駄ではない感覚はこれじゃないかな」と思える答えがあります。

それはゲーム感覚で仕事を考えて実行することです。

私が子供の頃、特に好きだった「ドラゴンクエスト」というRPGを例にすると、

強い敵を倒すために経験値を積んでキャラ自身のレベルを上げる。
お金を集めて強い装備を身につける。
街に行き情報を集めて、山や海や洞窟や城跡など色々な場所にキャラクターを移動させる。

そして暗号解読や謎解きを繰り返して最終ステージを目指すのです。

これを仕事に置き換えてみるとどうでしょう。

難しい仕事ができるようになるために経験を積み、自分自身のレベルを上げる。
もらった報酬で新しいパソコンを買って業務スピードを上げる。
実際に動いて情報を集めてそれを精査し、自分の知識を増やす。
未体験なケースに遭遇しても自分の持っている知識や仲間にも相談して答えを見つけ出す。
見つけ出した答えでお客様が喜んでくれた場合、得た経験値は普通の倍以上となる。

結構共通するところが多いような気がするのです。

しかも私たちの仕事では正解が一つではありません。
自分にしか出せない答えを出すことができるのです。

出した答えにお客様が喜ぶ姿を見たくて一生懸命にアイデアを練ります。
若いころは実力不足で失敗も多いですが、経験を積むと難しい案件でも成功した時の達成感・高揚感をイメージできて、ワクワクしながら仕事ができます。

いつのまにか私は「ゲームをする感覚」で仕事をすれば楽しく仕事ができると思い、それを実践していたように思えるのです。

上記のことに関わらず、子供や若い頃には無駄だと思っていたことが、大人になって「これやっといてよかったな」と思ったことは皆様にもあるのではないでしょうか。

子供の頃、夢中になって何かをやっていたその感覚が大人になって仕事で生かせる場面が必ずあるのではないかと40代になってようやく気付きました。

私には小学生の息子がいます。
特にテレビゲームが大好きで毎日たくさんやって、たくさん妻に叱られています(笑)

私は後ろで見ていて、かつての自分の姿と重ねてたりします。

最近のゲームはチャット機能と言って、ゲーム機や携帯アプリを通して会話しながらゲームができるようになっています。
一人でただゲームをしてるだけでなく、ヘッドホンをつけて友達とワイワイ楽しそうにやっているのです。

彼がよくやっているゲームは「フォートナイト」といい、プロゲーマーが参加する世界大会の優勝賞金は3億円以上だと最近のニュースで見ました。

時代は変わって、ゲームも立派なeスポーツとして確立されています。

私達が子供の頃やっていたゲームとは次元そのものが違うので、私はそこから得る「感覚」は計り知れないものだなと感じています。

目が悪くなるのだけが心配ですけど^^;

息子が大人になった時、今やっている遊びがどんな感覚に化けるのか、それが彼のビジネススタイルにどう反映されるのか、その時に自分が上手く導いてあげることができたらいいなと思うのでした。

今回は以上です。

次回は8月下旬に行ったイベントの話を書きたいと思います。

それでは弊社共々今後とも何卒よろしくお願い致します。