熊さんブログ vol.7 「今年度の採用活動を終えて」

(有)Lプランズ 竹熊です。

4月から始めた今期の採用活動がようやく終わりました。
求人広告のおかげで大変ありがたいことに今までにない人数の応募があり、これからに向けて必要な人材を確保することができました。

この場を借りて去年から一連の取組みに協力くださった方々に感謝申し上げます。

また、応募前の問い合わせも多数あり、おかげさまで弊社のような小さい会社でも充実した選考・採用ができると実証することができました。

ですが、弊社はまだまだ人数も少なくこれからも採用を続けていくつもりです。

そこで今回は採用活動で感じたことを書きたいと思います。

4月からハローワーク、5月からハローライフと求人募集を出したのですが、しっかりと発信した効果といいましょうか、今までより多いエントリーがありました。

私たちも書類選考、面接と厳正なる審査を行った上で採用者を決定させていただきました。

それと今回は簡単な図形算数をメインとした適正試験を実施しました。
いくら強い気持ちを持っていても、ある程度図形を理解できる能力がないと弊社の業務を行うには苦しいところがあります。
実際どうなるかなと不安でしたが、応募者の特徴がそれぞれ出たこともあり、やってよかったなと思っています。

そして今回の採用者に共通していることがあります。

それは全員弊社のホームページ、求人広告を見て、私たちの思いに共感して応募してくれたことです。

弊社のすべてに共感しなくてもいいのです。
「こういう会社だったら楽しそう」
「こういう人と働いてみたい」
「電気設備のことはわからないけど、求人広告を見てやってみたいと思った」
など応募者にはシンプルではっきりとした志望動機がありましたので、私も面接していて楽しかったです。

弊社への志望動機はこれくらいシンプルな方がいいと思います。
経験者でない限り電気設備設計のことを理解している人なんて皆無でしょうから。

ただし、採用された人達は事前に弊社のことを詳しく調べてくれているので、当然不明な点や疑問に思っていることもあり、質問を促すと結構話をしてくれました。

私たちは想いを巡らせて発信しているので、書いてあることで聞かれると嬉しいものです。

色々と話が長くなり、一人につき1時間の面接時間は当たり前だったように思えます。

長く話せば話すほど応募者の素顔が見えてきて、弊社の力になってくれるに違いないと気持ちがワクワクしました。

今までは「とにかく御社で頑張りたいと思いました」みたいな弊社の何を感じて応募したのか疑問に感じる部分が多くて、楽しさよりもこちらが考える部分が多かったように記憶しています。

ハローワークに求人を出しただけでは、たとえ応募があっても1人ですので、かなりの確率で採用するしかありません。
待っていても次にエントリーが来る保証などないのですから。

よって採用基準を自然と下げてしまい、尚且つ応募者にわざわざ答えやすい質問を作ることをやっていました。

今までこのようなことしかできなかった理由は、私たちの発信が足りなかった・求人者に対して良いアピールができなかったということです。

シンプルに言えば、求人者にとって働いてみたい会社には見えなかったのです。

これは間違いない事実ですのでしっかりと受け止めた上で改善していくことが大事だと思い、反省して改善して実行した結果がこうして出てくれて少しホッとしています。

これからも応募者の気持ちに少しでも応えられるような採用を行いたいと考えています。

しかしながら、今回のワクワクする経験は今までの10年間で経験したこと・感じたことがあったからこその感覚ですので、今までが無駄とは思っておらず、むしろいい経験を積めてここまで来られたのだなと感じています。

そしてもちろん、今までの決してあまり良いとは言えない環境の中でこの仕事にやる気を感じて今日まで弊社で頑張って成長してくれた社員達には感謝しかありません。

従業員のみんながいてくれたからこそ、今回たくさんの人が弊社に魅力を感じて応募してくれたのですから。

応募者も今まで見たこともない経歴の方との出会いもあり、つくづく縁とは凄いものだと思いました。

今回の採用者が一日も早く第一線で活躍できるようにみんなで育成したいと考えております。

とは申しましても、彼らの結果が出るのはまだまだ先ですし、今回も反省点がないわけではありません。
来年は今年以上に採用する側である自分の質を上げて、より充実した採用活動を目指して頑張っていきます。

今回は以上です。

次回は続きとして今後弊社へ応募してくれる方々に知ってもらいたいことを書きます。

弊社共々今後とも宜しくお願いいたします。