熊さんブログ vol.47「インターンシップの振り返り」

電気設備設計事務所 (有)Lプランズ 竹熊です。

秋も深まる11月に入りました。
今年もあと2ヵ月、内定式も終えていよいよ本格的に実務が繁忙期になってきました。
私も監理案件や設計案件が出てきたので実務を頑張っていきたいと思っています。

さて、今回は夏に行われたインターンシップについて書きます。
今年はコロナ禍で開催が危ぶまれていましたが、何とか無事に行うことができました。
規模は当初考えていた人数より減らした1グループ3人×2タームです。
果たしてどうなったのでしょうか。

時を戻して今年5月頃、私は去年インターンを受けてくれた学生とお話をさせていただいていました。
今回はグループワークなので、インターン生のリード役が必要と考えていたからです。
私は大阪で業務があることにより最初と最後しか一緒にいることができません。
そこでリード役を去年受けてくれた学生に依頼したわけです。

その学生もインターンの運営はとても勉強になると快諾してくれました。
こうして本番の8月までに4回程度の打合せを行うことになったのです。

そして7月、インターンの募集が始まりました。
幸いにも募集開始してあっという間に6人の枠が埋まってくれました。
とても嬉しい限りです^^
メンバーを見て良かったなと思ったことがあります。
去年事前説明会が行われて、そこで説明した学生がエントリーしてくれたことです。
一生懸命アピールした甲斐がありました^^

今回のワークショップは以前弊社が設計した商業ビルを題材にして考えました。
色々なテナントさんが入っていて、様々なお店の設計ができるからです。
更に今回のメインを「プレゼン」にフォーカスして、ワークショップのゴールを設計発表会に設定しました。

今回受け入れる学生は商学部の学生なのです。
電気設備の知識を2週間で覚えることは不可能に近い。
ですので、分かりやすい照明設備やコンセント設備に特化してプログラムを組みました。

初日はまず弊社の業務とはどんなものかを分かりやすく編集しているYouTube動画を見せます。その後、補足などを説明していき午前中が終了。
そして午後から街歩きをするのです。
その街歩きで目に入るあらゆる電気設備を説明して回ります。

とにかく分かってほしい。
世の中にはこんなに電気で動くものが存在していて、動いていることを。
それが認識できただけで街歩きは成功だと思っています。

こうして1日目が終了、今まで全員のFBで「初日が一番きつかった」というお褒めの言葉?を聞くことができました(笑)

2日目からはいよいよワークショップを始めます。
ここからはリード役の学生が引率して進めていきます。
私は9日目に再び合流するべく大阪へ出発しました。

そこからもLINEやzoomで打合せをするなど結構細かいやり取りを繰り返しました。
特にリード役の学生が一人一人向き合ってくれたおかげで進捗が手に取るように分かります、本当に受けてくれてよかったなと思いました。

そしていよいよ9日目、プレゼンの日です。
大体6日目くらいからプレゼンの練習に時間を費やしているだけあって非常にスムーズに言葉が出ていました。
聞いているだけで相当な練習をしているのだなということが伝わってきます。
本当に素晴らしかったです。

私はとても嬉しい気持ちになりました^^

そして10日目、まとめの一日で締めです。
再び街歩きを行い、そのあと日程最大のFBである座談会です。

座談会での内容は3人それぞれがインターンを受けての感想をテーマ別に話してもらいました。
こうして自分で言葉にすることによって、自分自身が伝えたかったことに気付くのです。
人間無理やりでも話さなければならない状況に持っていくと、案外簡単に出てくるものですね^^

そうして座談会が終わるころ、先生に提出するレポートも半分以上は出来上がっているという作戦でした。

これが全日程10日間の内容で、これを2ターム行いました。
2ターム目の最終日には福岡配属予定の内定者にも飛び入りで参加してもらい、座談会では就活などの話で大いに盛り上がりました。

今回のインターンシップは半年間以上の準備期間を設けることができたこともすごく大きかったです。
おかげで様々な仕掛けを考えることができました。
その仕掛けがどれも相応の結果に繋げることができ個人的には満足しています。
中でもリード役が見事にハマり、今年受けた学生の中からも来年のリード役になりたいという方も出てきて嬉しい限りです。
また、私としてもメンバーの違う2タームを経験できたことは非常に大きなものだったと感じています。

そして、驚いたことにインターンシップを受けた学生達から感謝のお手紙を受け取りました。
とても嬉しいのと、しっかりとプログラムと向き合ってくれた学生たちに感謝です。

この経験を今後も生かして、来年以降のインターンをもっとバージョンアップさせていきたいと考えています。
来年は今年できなかった他大学の学生も入れて本当のグループ対抗などをすると面白いかなと思ってます。
今年と同様に来年も時間をかけてその時のベストと言える企画を考えたい。
もっと学生たちが学びに集中しやすいプログラムを作ることができたら幸いです。

今回は以上です。

次回はフォロワー数5000人を超えたTwitter関連のことを書きたいと思います。

今後とも弊社共々何卒宜しくお願い致します。