熊さんブログ vol.34「SDGs」

電気設備設計事務所 (有)Lプランズ 竹熊です。

今年もあと2ヶ月を切りました。
気温も下がってきたので、風邪など体調には気を付けたいところです。

さて、今回は9月下旬に行われた「滋賀×SDGs交流会」というイベントに参加したレポートです。

まずSDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月、国際連合で採択された「経済」「社会」「環境」のバランスをとりながら持続可能な社会を実現するための開発目標のことです。
ちなみにすべての国に共通する2030年までの目標となっています。

私なりに簡単に要約すると、
「今の仕組みのまま2030年を迎えると世界や日本はこんな未来を迎えます。」
ということに対して、
「それより少しでも良い状態にするために国民一人一人が何を意識して過ごしていくかを考えて実行しましょう」
ということだと解釈しています。

弊社の仕事は官庁の案件も多く、行政の方針によって求められるサービスも変わってきます。
それをいち早く察知して備えておくことも私たちに求められていることだと日々考えています。

それにSDGsそのものを知る良い機会だと思って参加しました。

そして当日受付を済ませると、予め決められていたグループの席に案内されます。
まず会場を見まわして驚いたのが、テレビカメラがセッティングされていたこと^^;

どうやら今回のイベントは「びわ湖放送」で収録・編集された後、
60分特番で滋賀県じゅうに流れるそうです(汗)

イベントがスタートして最初は滋賀県庁の担当者が2030年度までの滋賀県基本構想について説明してくれました。

まずはこれから考えられる未来について、

・少子高齢化によって、人口の分布はどのように変化するのか。
・人口の減少に伴って労働人口はどのように減少するのか。
・2030年までに予定されているインフラの整備状況。
・平均寿命が延びたことによる社会保障の変化やそれに応じた人生設計の必要性。
・地球温暖化に伴い、これからますます増大する自然災害への備え。
・世界的な技術革新に日本が遅れた場合のリスク。

などなど聞いていると、お先真っ暗なお話が次々と出てきます。

次にそれ対して、行政として「経済」「社会」「環境」の各方面での対策について説明がありました。
(細かく書くとめちゃくちゃ長くなるので、割愛します^^;)

こうして一旦説明による知識を入れた後、グループワークです。
まずは一人一人がこれからどうすればよいのかを考え、明日からの目標を立てていきます。

そしてグループ内の意見合わせをします、私のグループではこんな意見が出ました。
・子供からお年寄りまでのつながりを大切にする。
・隣近所の関係を大切にして地域の活性化につなげる。
・これから日本に住む外国人も多くなることから、多様性を受け入れる必要がある。
・もちろん日本人同士でも性格が違うので、そういう多様性も否定しない考えが必要。

そんな中、私は「一人一人がやりたいことをやれる余裕を生み出すため、通勤時間などを短くする仕組みづくり」を目標にしました。

東京で毎日一時間以上かけて通勤していた頃、満員電車に乗りながら思っていたことがあります。
「これだけの人が毎日往復2時間以上通勤で時間を使ってる、もしこの時間を自由に使えたらみんなもっと豊かになれるのではないか」

毎日2時間あれば、睡眠時間に充てるもよし、趣味の時間に充てるもよし、友達と飲みに行ってリフレッシュするもよしと良いことばかりだと思いませんか。

というわけで物理的な距離だけではなく、職場と家が近い社会を実現できたら素敵だなという話をさせていただきました。

グループの中で一通り意見が出た後は、他のグループに出張しあっての意見交換。

経済的な活動をする話や教育を充実させる、農業分野に新たな風を吹き込むなど、各グループで色々な意見が出てすごく参考になりました^^

意見交換が終わった後はグループに戻ってみんなでシェアします。

そして、そのあと・・・・
参加者関係者全員&テレビカメラの前で一人ずつ自分の目標を発表します^^;

普段全く縁のないテレビカメラの前は本当に緊張しました(苦笑)

こうしてイベントは無事に終了、今回もたくさんの気付きを得ることができました^^

確かに少子高齢化が進むことは避けられません。
でも今までの常識を疑い、一人一人が少しずつでも意識を変えていくことで日本はもっと良くなって行くと思います。

私個人としてはLプランズを持続可能な組織として作り上げることが当面やるべきことです。
そのためにも1日1日しっかりと実務をする。
そして組織を安定するために採用人事にも力を入れる。

この2つが1日1日積み上げていくべきことだと改めて思いました。
そして最終的には通勤時間が負担にならない豊かな働き方を実現させたいです。

皆様も未来に向けて何か目標をもって、小さなことでもいいので今日から一日一日積み上げてみてはいかがでしょうか。

今回は以上です。

次回は2019年度の採用活動を振り返りたいと思います。

それでは弊社共々今後とも何卒よろしくお願い致します。