熊さんブログ vol.24「2019年のビジョン」

電気設備設計事務所 (有)Lプランズ 竹熊です。

あけましておめでとうございます。
2019年も弊社共々宜しくお願い致します。

今年も月一回更新「くまさんブログ」にお付き合いいただけましたら幸いでございます。

さて、新しい年がスタートしました。
今年はどのような一年になるのでしょうか。

一年前、このブログで計画を立ててみましょうというお話をさせていただきましたが、今回はそれに沿って私が今年の計画をざっと立ててみたいと思います。

まずは3月までの年度末をトラブル無しで乗り切る!!
毎年この時期は嫌でも仕事が重なる時期です。
メンバーのスケジュール管理に気を使いながら、常に業務可能か不可能かを判断しなければなりません。
判断力が鈍らないように健康第一で乗り切りたいと思います。

特に去年は不覚にもインフルエンザにかかってしまい、事務所メンバーに迷惑を掛けました。
今年は予防接種+マスク+体調管理で体調を崩さずに行きたいと思います。

次に4月からは今年の採用活動が始まります。
今年はどんな出会いがあるのでしょうか。
選考方法で少し試してみたいこともあるので、勝手に今からワクワクしてます(笑)

5月には私が設計をした案件が竣工を迎えますので、研修を兼ねてみんなで見に行きたいなと考えています。
弊社には社長の大木や私のような現場経験者は少ないので、少しでも完成した案件を見せてよりイメージしやすくなってくれたら幸いです^^

9月までに今年入社の新人を含めて今後数年これで行くぞ!
という体制を作りたいなと思っています。
構想は出来上がっていて、あとは皆様がフィットするかしないかを半年かけて試しながら調整する予定です。

10or11月には全社員の社内旅行がある予定です。
去年は諸事情でキャンセルとなってしまい、今年こそはどこかに行きたいなと思っています。
もちろん、積み立ても充分貯まっています(笑)
今年は結構いい場所に行けるのではないでしょうか^^

そうこうしていたら、あっという間に12月です^^;
仕事の話がどんどん来て忙しくなる時期です。
もちろんそうなれるように従業員一同、誠心誠意で業務を行いたいと思います!!
※この文章を書きながら「今年も早く過ぎてしまうのだろうな」と思ってしまいました^^;

話は変わって、これからの展望を少し。

昨年11月に2025年に万博が大阪で開催されることが決定しました。
同時にIRの誘致も決まれば夢洲は夢の島に変貌することができるかもしれません。

そうなればきっとこれから関西の建設業界は盛り上がるでしょう。

私は個人的にIRが誘致されて、成功するかどうかが今後の特に大阪の行方を左右すると思っています。

2018年に日本を訪れた外国人は3000万人を超えたそうです。
国会では外国人労働者受け入れの法整備も進んでいます。
今後も少子高齢化の流れは加速されるので、どんどん外国の方が日本に来るでしょう。

このように外国の方が日本に来る流れは止めることができませんし、止めようものなら日本の経済が成り立ちません。
それならば、世界の富豪クラスも日本に来てもらった方がより多くのお金を使ってくれるのではないでしょうか。

世界の富豪が腰を据えてお金を落としてくれる場所が日本には必要なのです。
それが統合型リゾート(IR)だと言われています。
IR=カジノと考える方もいらっしゃると思いますが、IRの中でカジノが占める面積はほんの1%くらい、主に世界中から訪れる方々が滞在する施設がIRだと認識しています。

歴史的な建造物や日本の文化が集まる観光地「京都」や「奈良」が近くにある大阪はIRを作る場所としては最高の場所ではないでしょうか。

世界の富豪が1日に使う金額は半端なものでありません。
きっと関西でお金が回りだすでしょう。
お金が回るところは景気が良くなります。
建物もたくさんできますし、リニューアル案件や建て替え案件など設計の仕事もたくさん増えるでしょう。

ところが今は技術者不足です。
工事では外国人労働者が増えていく一方で、工事作業員を導く現場監督や設計技術者が減っています。

理由は簡単です。
経験がない人が仕事をするためには現場監督が分かりやすい施工図面を書くか、
図面を見れば施工ができる設計図面を設計技術者が書くかしかありません。

当然そのような図面を書くためにはある程度の経験が必要なのです。

しかも今一線で活躍されている方々は高齢の方が多く、引退していくか、施工図面を書かずに現場を管理監督するだけといった分業制の流れも加速しています。。

こうして設計図面に対する要求が多くなり、設備設計の立場はどんどん苦しくなっているのです。

こんな現実があるものだから、若い技術者がなかなか育ちません。

弊社としては今年も育成に力を入れます。
なんとか毎年少しずつでもいいので、若い方たちが成長してくれたらいいなと願っています。

幸いにも2年前から入社した若い社員達がこの仕事の面白さに気づき始めてくれています。
私としても仕事は面白いものだと思ってもらい、楽しく仕事をしてくれるよう今年も色々と試行錯誤したいなと思います。

というわけで、本年も何卒よろしくお願いします。

今回は以上です。

次回はまだ決まっていませんが、何かを書きます^^;

今後とも弊社共々何卒宜しくお願い致します。