熊さんブログ vol.9 「第2回社員研修の話」

(有)Lプランズ 竹熊です。

今回は先月行いました社員研修の話です。

今年の五月からちょうど半年過ぎて従業員も増えたので、またまた新鮮な場となりました。

今回話したテーマは
・あなたの夢、やりたいことは何ですか?
・字が上手く書ける方法
・今までで嬉しかったこと
・コミュニケーションを実践する時に気を付けていること
・前職を含め職業を選んだきっかけ、理由
・自分自身の変えたい所、変えなくてもよいと思うところ
・どんな勉強会、セミナーなら行きたいか

このような話題で皆様からたくさんのお話をしてもらいました。
十数人集まればみんなそれぞれ持論があり、積極的に思うところを話してもらったのかなと思います。
※聞き役と言いながら、社長にもたくさん喋ってもらいましたし(笑)

その中で今回ピックアップするならば、
「自分自身の変えたい所、変えなくてもよいと思うところ」
でした。

一言でいえば、みんなが自己分析をどの程度できているかと思っていたところ、しっかりと長所短所を各々が理解していて、みんなしっかりしているなと感じました。

それと同時に面白いなと感じたのは、人間1人1人違う個性があるのは当たり前なのですが、絶妙な組み合わせで上手に個性が集まってくれたことです。

例えば1人は「集中力が無いところを変えたい」と言ったとします。
ところがもう1人は、
「集中力には自信があるのでそこは変えたくない、だけど考え過ぎて慎重になってしまい、思い切った行動がとれないところを変えたい」
と言えば別の1人が、
「私はやると決めたら思い切りやってみる、そこは変えたくないです。 ですが、追い詰められないとやらないところは変えたいです」
と言うのです。
そうしたらまた別の1人が
「私は追い詰められる前に先を見据えて行動するところは変えたくないです」
といった感じで、不思議とみんながお互い長所と短所をカバーしあえるように連動していました。

むしろカバーするというより、変えたい人はそこをストロングポイントと考えている人に学べば逆に長所に変わるかもしれない。
これってバランスよくチームを組めたら、最高な会社組織になる予感がします。

チームを組む利点は何といってもメンバーの良いところを120%引き出して、弱点はみんなで補うか、その弱点を長所とする別の人が一手に引き受けることにより、その総合力を2倍にも3倍にもすることなのですから。

ただし、前の増刊号でも書いた通り人が集まれば個性と個性の化学反応が必ず起きます。

それは全くの予測不能で、やってみなければ分からないことの方が多いと私は思っています。
また良い化学反応ばかりでなく、結果どうしようもなくなるくらい悪い化学反応もあります。

よって上司と人事を兼ねている立場としては良い化学反応をたくさん起こして、悪い化学反応には早めに手を打つことができればと考えています。

そういう意味でも、このようなみんなから限りなく本音に近い意見が聞けるこの「ぶっちゃけ」は本当にいいものだなと思いました。

あと、みなさんコミュニケーションに関することがテーマトーク毎に出ていた印象があります。

コミュニケーションと一言に言っても考え方、方法はたくさんあるのですが、ビジネスにおけるコミュニケーションは最終的に「信頼されること」に尽きるのではないかと思っています。

最近話題になっている西野亮廣氏の著書にも書いてありましたが、私もいろんな仕事がAI化されていく中で、仕事の価値は「信用の度合」になっていくと思っています。

あたりまえの話ですが、お客様は信用できない人に仕事を依頼することはしません。
それは皆さんも同じだと思います。
同じお金を払うなら、より信頼できる人に払う。
分かりやすく言えば事故率の高い車と事故率が低い車があるならば、少々値段が高くても事故を起こす確率が少ない車を買うのではないでしょうか。

その意味でも弊社の仕事を「あかり」で表現している3つのうち最も重要なものは「灯かり」=「信用・信頼」だと考えています。

仕事の成果はもちろん、お客様への対応でも「灯かり」に変えることができる人を目指してもらいたいなと思います。

あまり書くと長くなるので具体的なコミュニケーションの考え方や手法はまた機会があればということで(笑)

それにしても今回それぞれの現在地、そして持っている価値観や個性やポテンシャルを知ることができただけでも集まってもらった甲斐がありました。
また、参加したみんなも仲間が普段どんなことを考えているかが分かって刺激になったのではないでしょうか。

また来年もこの研修はやりたいなと考えています。
福岡も大阪も人数が増えて研修を行うにもお金と時間がかかりますが、それをしっかりできるよう日々の業務を頑張りたいと思います。

今回は以上です。
次回はもう年末ですので、2017年を振り返ってみたいと思います。

今後とも弊社共々宜しくお願い致します。